秋にも筍!?写真は9月中に静岡県で撮影したある筍。 筍といえば春だとおもいます。市場に出回る筍は殆どモウソウチクのものであり、モウソウチクの筍は春出てきます。でも、同じマダケ属でも少しずつ筍の出てくる時期というのは違いま […]
竹サロン運営
竹産業のサプライチェーンから考える放置竹林問題
竹を扱う事業には、古くは竹稈(木の幹に相当する部分)の燃料含む工業的な利用やタケノコの食料品としての利用が行われてきました。現代では、末端の産業としては過去から思いもつかなかったであろう化粧品あるいは化学品としての竹の利 […]
庭造りの素材としての竹の魅力
日本式の庭園に竹が植えられていることはよく見かけます。例えば、ホテルの外観などではよく見られるでしょう。 なぜ人々は竹を植えるのでしょうか。竹という生き物は野放図に広がったり、また大量の葉を落としたり管理が厄介なことでも […]
京都を中心に見られるタケノコ栽培の技法「土入れ」とは何か
筍の産地として有名なのは京都ですが、他の地方とは異なる技術がそこではいくつか用いられています。 その一つが「土入れ」あるいは「客土」(まれに「置土」)と呼ばれる技法です。 【目的】 一般的な植物栽培の「客土」は土壌の性質 […]
竹の開花周期の多様性に関して:同じ種でもいろいろな周期
【はじめに:種毎の多様性】 竹の開花というとどういうイメージを持つでしょうか? 60年、120年周期で一回咲くという話や、どこかで竹の花が咲いたといったニュースを聞いたことがある方もいらっしゃることかとおもいます。 でも […]
竹1メートル切りは竹林駆逐には、場合によっては楽or有効か?
竹1メートル切りとは、端的に言えば「地上部1メートル程度で竹を切ることで、竹林を駆逐する」手法です。竹林駆除に有効という向きもあるので、詳細に解説します。ただし、レポート・報告書によっては見解が分かれるので注意が必要です […]
ネマガリダケとは? 多様な呼称と特徴
ネマガリダケというササを聞いたことがあるでしょうか。あまり本州では見かけませんが、長野県や北海道では「タケノコと言えばネマガリダケのこと」と認識されています。 【呼び方】 ネマガリダケ(根曲竹)は呼び名が地方毎に千差万別 […]
竹と多様な音楽:尺八からオルガンまで
竹と音楽といったら皆さん、なにを思い浮かべるでしょうか?味わい深い尺八を思い浮かべるでしょうか?あるいはお祭りや神事で用いられる篠笛?それからそういえば阿波踊りの鳴り物や南京玉すだれを思い浮かべる方もいらっしゃるかもしれ […]
日本の竹林面積:思ったより大きいか? 日本一は鹿児島県
さて、全国に跋扈(と書くと悪いように聞こえるが、実際悪いこともある)する竹林ですが、その面積は実は思ったより広く、しかも年々拡大傾向であるということはご存じでしょうか。もしご存じないなら、統計データでしっかりと確かめまし […]
幻の竹酒ウランジの正体
竹関係者なら一度は飲みたいと思っている幻の酒がウランジ(Uranzi)です。 その正体は、タンザニア南部だけで飲まれている、竹の樹液を自然発酵させたお酒です。日本の飲料メーカーが販売を試みたこともあるそうですが、断念した […]