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竹文化振興協会パネルディスカッションにおける、質問への追加回答

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2022年6月3日(金)にて、竹文化振興協会総会に併せて開催されたパネルディスカッションにて、Bamboo Salonから小林(コメンテーター)、大谷(パネリスト)が出席致しました。

パネルディスカッションの前の自己紹介パートでは、大谷が竹サロンの概要と門松についてお話申し上げました。その後、パネルディスカッションでは他の参加者と竹に関するディスカッションを繰り広げました。

本稿では、そのパネルディスカッションで拾いきれなかった会場からの質問(大谷に対するもの)に対し文面の形で回答致します。

ご本業と竹の間の関係に興味があります。シナジーが生まれるような動きをされる? 楽しみとして?

→本業とは全く関係がなく、学生時代に竹の研究をしていて、その地続きで活動しています。「楽しみとして」が近いかもしれません。

門松には宗教的(仏、神、キリスト)意味合いはないのでしょうか? 海外へ売り込みなどは検討されていますか? クリスマスなどのリース転用?

→門松の販売業者などをしているわけではないので難しい質問ですが、もし門松を販売する立場だったとしても、海外のへの売り込みは難しいでしょう。特に西洋ではクリスマスツリーという文化が門松シーズンには浸透していますし、他の国でも正月を祝うアイテム・デバイスは既に存在し、そこに割って入るのはなかなかどうして難しいでしょう。また、当然門松にも宗教的意味合いはあり(多くは神道、土着の宗教)、海外向けではそこのバッティングの解消も難しそうですね。単純に「飾り」とするには大きすぎますし……。

門松の先端が鋭いのは竹槍を感じます。せめて先端を切り落とすとか、寸胴に切った物の品格の良さをアピールするのも良い事と思いますが。いかがでしょうか?

→確かに竹槍と言えば竹槍ですね。門松について、竹を尖らせたものが普及するのは、早く見積もれば江戸時代頃です。そして、竹槍に悪いイメージを持ったのはここ最近(100年以内)のころですので、イメージに沿わないので廃止する、というのは文化の保存を鑑み難しい論点です。但し、尖っていて危ないという話はごくまれに聞くので、気になる場合はご自宅の門松におかれましてはカンナをかけるなどの対策をしても良いかもしれませんね。他の方を強制するのは難しいと思います。
また、寸胴を「品格良し」とする感覚は割とあるようで、金融機関などは寸胴を採用する例が多いとされています(が、実際フィールドワークをした結果そこまで多くはありませんでした)。

門松のお話ありがとうございます。私事ですが、うちは門松は根引きの松です。お正月に神様をお迎えするためのよりしろが門松ですから、新しい年を迎える日本人としての意味などを学校で教え、各家庭でも門松をなくさないように続けていくことが大切と思いいろいろな門松を各家で作っていければと感じでおります。

→よりしろ=門松説というのは広く膾炙されていますが、地方によっては意味合いが異なるところもありますが、「通説」を知るのはご指摘の通り肝要かと存じます。門松をなくさないように……というのは集合住宅では難しいかもしれませんが、イザというときに再生できるよう、知識は保存していきたいですね。

以上、門松に関していただいた質問に回答致しました。また竹文化振興協会などでお目にかかれますと幸いです。

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