実施日時:2020年9月25日(金)18時~20時
開催場所:オンライン zoom
開催時の動画はこちら:
https://youtu.be/y3RTW1NwxXo
13名参加でした。
今回は2題の話題提供と1題の文献紹介がありました。
話題提供
「日本の文化的景観と竹」
・貫名涼(京都大学大学院農学研究科・地球環境学舎)
文化的景観保全において、景観要素としてでてくる多種のタケを前に、単に「タケ類」とひとくくりにするのではなく、タケ種ごとに捉えることも重要ではないか?と話してくださいました。1つの事例として、中世の文化的景観保全をする場合で、中世にはなかったモウソウチクが現在の景観には含まれている時、それをどうとらえていくべきかという話をしてくださいました。竹に注目している人だからこその重要な指摘だと感じました。
「モウソウチク開花地にてレポート」
・小林慧人(京都大学大学院農学研究科 博士課程)
モウソウチク開花地において継続的に調査していて気づいたことについて写真を交えて紹介しました。渡邊先生からもコメントくださり、いい機会になりました。
埋もれた竹本の読書会シリーズ(仮称)
「竹林整備マニュアルを読む」
・小林慧人(京都大学大学院農学研究科 博士課程)
以下の教材を使って、マニュアル紹介の動機と概要を紹介しました。
https://nittokusin.jp/nittokusin/wp-c… 整備活動をなさっている方々が参加してくださったので、最後には話が弾みましたね。渡邊先生にも製作者の思いとして重要な点を話してくださいました。ありがたい。次回は「整理伐」と「竹林管理の指針」について話を進めていく予定です。
今回は世界竹の日2020オンラインフォーラムの翌週ということになりました。終わってからは反省会など竹談議をし、それも含めて有意義な会になったかなと思います。
ありがとうございました。